<阿部寛>キャスター役「避けてきた」 “ハードル”への挑戦 映画「ショウタイムセブン」で
俳優の阿部寛さんが11月11日、東京都内で行われた主演映画「ショウタイムセブン」(渡辺一貴監督、2025年2月7日公開)の完成報告イベントに登場した。同作は、爆破犯からの1本の電話から始まる命懸けの生放送(ショウタイム)をリアルタイム進行で描くサスペンス・エンターテインメントで、阿部さんは、国民的報道番組「ショウタイム7」の緊急生放送で爆破犯と交渉する元人気キャスターの主人公・折本眞之輔を演じる。阿部さんは初のキャスター役について「アナウンサーやキャスターの役は今まで避けていたんです」と明かした。 【写真特集】「ショウタイムセブン」 めるる、井川遥、竜星涼、吉田鋼太郎 豪華キャスト集結 イベント写真を一挙に
阿部さんは、キャスター役について「やっぱり難しいだろうなと思うし、実際、番宣などで番組に出させてもらった時に(キャスターに)尊敬しかない。自分では絶対できないなと思っていたのですが、もういい加減、この年になっていろいろな役をやりつくしたので、そろそろこのハードルに挑戦したいなと思ったんです」と語った。
イベントには、共演の竜星涼さん、生見愛瑠さん、井川遥さん、吉田鋼太郎さんも登壇した。
同作は、韓国で大ヒットしたハ・ジョンウさん主演の「テロ,ライブ」(キム・ビョンウ監督)を原作に、オリジナル展開を盛り込み、爆破犯からの1本の電話から始まる命懸けの生放送(ショウタイム)をリアルタイム進行で描くサスペンス・エンターテインメント。午後7時から放送されている国民的報道番組「ショウタイム7」を降板させられた元キャスターの折本(阿部さん)は、抜け殻のように日々を送っていたが、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰をかけ、犯人との中継を結ぶ緊急生放送を始める……という展開。スタジオ内にも爆弾が仕掛けられていると明かされ、全ての発言が生死を決める極限状態に追い込まれていく。