元ジャンポケ斎藤、明日は我が身…「性的同意がムズい」世の中で“勘違い男”にならないためには
まず、ひとつは性的同意サービス「キロク」だ。「いいムード」になったところで、スマートフォン上で相手に同意があることを確認して記録するウェブサービスで昨年12月にリリースしてから、1万1000人が登録をしている。 「そんなもん2人でちゃんと話せばいいだろ」と冷笑される人も多いだろうが、口頭での同意もトラブルの元だ。 Netflixドラマ「全裸監督」でお馴染みの村西とおる監督のように「私は今からあなたとセックスをさせていただきたいのですがよろしいでしょうか?」と丁重な形で性的同意を確認してイエスという答えだったとしても、行為が終わった後に警察に駆け込まれて「断ったら何をされるかわからなくて恐怖を感じて従うしかなかった」と被害を訴えられる可能性もあるのだ。 要するに、性的同意を得る場面というのは往々にして第三者のいない「密室」的な環境なので、言った言わないが始まってしまうと、真相が「藪の中」になってしまうのだ。
もちろん、そのようなちゃぶ台返しは「キロク」でも起こり得るのだが、客観的な物証がデータとして残るだけまだマシなのだ。 「なんだか女性とセックスすることが怖くなってきた」と絶望する男性も多いかもしれない。あるいは、「そんな面倒なことを求められるなら、アニメやマンガという2次元キャラと恋愛を楽しんでいるほうがいいや」と現実逃避をしてしまう男性もいるかもしれない。 だが、希望を捨てないで欲しい。そう遠くない未来、女性と「性的同意」を得ることができない、そもそもそういう関係を結べるような女性がいない、という男性たちを救う新たなテクノロジーが普及する。 「セックスボット」だ。 セックスボットとは、人間向けのロボットのセックスパートナーを指す。日本国内ではあまりニュースにならないが、実は今、中国やアメリカではAIを搭載した高性能セックスボットの開発競争が激化している。例えば今年6月には中国・深センの大手セックスドールメーカーのスターペリー・テクノロジーズが、大規模言語モデル(LLM)を搭載したセックスボットを開発中で、年内に発売されると報じられた。