【巨人】3年目左腕・山田龍聖に阿部監督が熱血指導 “慎兵器”カットボール習得へ「続けていきたい」
巨人の山田龍聖投手が5日、阿部監督から〝慎兵器〟を授かった。ジャイアンツ球場での秋季練習でブルペン入りすると、指揮官からカットボールの握りを助言されて試投。これまで投げていなかった新球種にチャレンジし、「阿部さんから『カットはどうだ?』という話があって試してます。回転数的に結構増えたりもした。いい球も何球かあったので、続けていきたい」と手応えを口にした。 3年目の今季、2軍で29試合に登板して防御率1・65をマークしたが1軍デビューは果たせず。来季は育成選手として再出発する見通しとなっている。浮き上がるような直球とチェンジアップが武器の一方、カーブやスライダーといった曲がり球が課題。カットボールが加われば、配球の幅が広がることは間違いない。今月中旬からはオーストラリア・ウィンターリーグに参戦予定で「試さないと分からない。せっかくチャンスがあるので投げていきたい」と習得を目指していく。
報知新聞社