【まさしくコレクターズアイテム】1993年製メルセデス500E AMGバージョンがオークションに!走行距離?約30万kmです
メルセデス・ベンツ 500E 6.0 AMG:ドイツではメルセデス・ベンツ E60 AMGとしてしられているが、わずか148台しか製造されなかったとされている。走行距離30万km弱の希少なメルセデス E60 AMGがオークションに出品された!
近年、初期のAMGモデルは本物のコレクターズアイテムとなっている。いわゆる合併前のAMGに、マニアたちは記録的な高値をつけるようになった。角張ったAMGは、特にアメリカで人気がある!
合併前のモデルとは、メルセデスとAMGが合併する前にアファルターバッハで、手作業で製造されたものである。これらの初代AMGモデルは希少かつ正確な生産台数は謎であることも相まって、コレクターの間で非常に人気が高い。 サルーン、エステート、クーペ、コンバーチブルを問わず、最も人気のあるモデルシリーズのひとつが「W124」である。3月初旬、アメリアオークションの一環として、ブロードアローオークションが特別なAMGが競売にかけられた。「メルセデス・ベンツ 500E 6.0 AMG」で、ドイツでは「メルセデス・ベンツ E60 AMG」として知られている。
1990年代初頭、「メルセデス 500E」では物足りないという人は、アファルターバッハにパワーサルーンの性能向上を依頼することができた。外装色「ディープブラックユニ」(カラーコード040)のこの「W124」がそうだった。この「500E」は1993年3月23日にドイツで納車され、直後にAMGに送られた。 アファルターバッハでは、AMGエグゾーストシステム、AMGサスペンションのアップグレード、車体色にペイントされたスター付き17インチAMGエアロIホイール、300km/hスピードメーター、ブラックレザーのレカロシートなど、オールラウンドな気ままなパッケージが与えられた。
V8は6.0リッターにボアアップ
しかし、真のハイライトはもちろんエンジンチューニングだ。AMGでは、古典的な自然吸気エンジンチューニングによって、「M119 E 50 V8」を4973ccから5956ccにボアアップした。その結果、最高出力は320馬力から381馬力に、最大トルクは470Nmから580Nmに向上した。動力伝達は4速オートマチックトランスミッションが担う。最高速度は250km/hに制限されるが、リミッターカットで295km/hに達するという噂もある。この数字は現在でも印象的だが、1990年代初頭には本当に衝撃的だった。
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