『ダンジョン飯』が人気を集めたSF作品に送られる「星雲賞」にて「コミック部門」を受賞。「メディア部門」には国内外で大きな話題を呼んだ『ゴジラ1.0』も
話題の『ダンジョン飯』が人気のSF作品に送られる「星雲賞」にて「コミック部門」を受賞した。 受賞されたことに対し、『ダンジョン飯』が連載されていたコミック「ハルタ」も反応しており、関係者および投票してもらったSFファンに感謝を述べている。 九井諒子によって制作された『ダンジョン飯』は、主人公・ライオス一行が古典的ファンタジー作品に登場するさまざまなモンスターをその場で料理しながらダンジョンを踏破していくグルメファンタジー漫画だ。 2014年から2023年にかけて連載されていた最中も人気ではあったものの、2024年よりアニメ化もされた際に人気が大爆発し、今もなお注目を集めている作品だ。 そんな『ダンジョン飯』が受賞した「星雲賞」は、1970年から続く前暦年に発表もしくは完結した優秀なSF作品およびSF活動に贈られる賞だ。受賞作品の選び方は毎年行われる日本SF大会の投票によって選ばれるとのこと。 「星雲賞」にはさまざまな賞が存在しており、「小説部門」や「メディア部門」、「自由部門」など、各分野に分けられている。また「メディア部門」には2023年に公開されて国内外で大きな話題を呼んだ『ゴジラ1.0』も受賞している。 過去「コミック部門」に受賞していた作品としては、2023年に『チ。-地球の運動について-』、2019年に『少女終末旅行』、2011年に『鋼の錬金術師』といった人気作が選ばれている。 現在アニメ化されてかなり注目されている『ダンジョン飯』。今後はどのような展開が行われるのか今後も注目だ。
電ファミニコゲーマー:はくまいさん
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