トリック写真「楽しい!」 潮風ギャラリー夏休み企画 親子、まんがロード巡り撮影
●遠近法を活用 氷見市潮風ギャラリーの夏休み親子企画「トリックアートの写真を撮ろう」は24日、富山新聞文化センター氷見教室と、市出身の藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)の作品キャラクターに出会える「まんがロード」で行われた。親子7組20人が遠近法を活用したユニークな写真を撮影して夏休みの思い出を作った。 富山新聞文化センター講師でフォトグラファーの大志摩洋一さんが講師を務めた。親子は近くにあれば大きく、遠くにあれば小さく写ることや距離感によって面白い作品に仕上がることを教わった。 プロゴルファー猿を手に乗せているように撮影した市湖南小4年の浦野湧正さん(10)は「知らない撮り方を学ぶことができた。家族で出掛ける時に実践したい」と笑顔を見せた。 忍者ハットリくんのブロンズ像から出る水を飲んでいるような構図で写真を撮った市比美乃江小3年の吉井望さん(9)は「色んなモニュメントを題材に撮影ができて楽しかった」と話した。 親子はまんがロードを歩きながら、プロゴルファー猿のモニュメントやブリに乗ったハットリくんの像、氷見のサカナ紳士録などを被写体に思い思いの写真を撮影した。その後、氷見教室に移動し、それぞれが撮影した1番の写真を見せ合い、構図や撮り方などのアイデアを教え合った。