初優勝した思い出の水面で山田哲也が通算1,500勝を達成!/ボートレース唐津
ボートレース唐津のGⅢ「第25回酒の聚楽太閤杯」は20日に開幕。1,499勝で乗り込んできた山田哲也が3Rでまくり差しを決めて、通算1,500勝を達成した。ボートレース唐津の施行者から唐津焼と記念品の目録を贈られた山田は、「ここで初優勝した時に唐津焼をもらいました。2個目です。2,000勝もここでしましょうかね」とメモリアル勝利を喜んでいた。 幸先いいスタートを決めたのは、丹下健と齊藤優。丹下はパンチがある66号機を操るが、伸びはトップクラス。齊藤はグリップの良さに好感触を得て、それぞれ連勝を飾っている。 12R「聚楽太閤DR」はイン先マイの田中信一郎を、辻栄蔵が3コースからまくり差しで攻略。田中は初動のかかりに少し甘さがあるのが敗因となり、辻は調整がフィットした後半は出足系の上積みに成功していた。辻は、山田、松尾昂明、富永正人、原村拓也とともに2戦2連対にまとめた。 今節はパワーの差が激しく、伸びは丹下と松尾が一枚上手の仕上がり。6Rでまくりを決めた岡本猛はエース機らしく全体にパワフル。対照的に、2節連続Vと乗れている秋元哲は全部の足が劣勢で、堀本和也、中田元泰、中岡正彦も中堅に届かず。12Rでエンスト(選手責任)の永田啓二は、2日目から新ペラでレースに臨むことになった。 なお、古田祐貴は負傷のため帰郷した。
マクール