第2戦に先発予定のドジャース山本は、会見で抱負を話す（撮影・菅敏）

＜ワールドシリーズ：ドジャース－ヤンキース＞◇第1戦◇25日（日本時間26日）◇ドジャースタジアム 【写真】大谷翔平、初のワールドシリーズにブラウンのジャケットで球場入り 　第2戦に先発予定のドジャース山本由伸投手（26）が会見を行った。 　【山本の一問一答は以下の通り】 　－山本にとってワールドシリーズ（WS）は 　僕にとって初めてのワールドシリーズなので、すごく楽しみな気持ちもありますし。とにかくベストを出し切って、少しでも多くチームに貢献できたらなと思ってます。 　－ここまでのポストシーズン（PS）での3度の登板経験はWSでどう生かされると思うか 　登板するごとにすごく落ち着いて自分のピッチングができるようになってますし、ワールドシリーズに入るので。雰囲気だったり、またもしかしたら違うところが多くあるかもしれないですけど。落ち着いて投げられるんじゃないかなと思ってます。 　－昨年日本シリーズの阪神戦、第1戦(6回途中を7失点)から第6戦(14奪三振で1失点完投)でのアジャストは生かされてるか 　また別として考えてると言いますか、そこの経験が自然と生きてるところももちろんあると思いますし。とにかく次の試合に向けて全力で調整していくっていうのは、毎試合変わらず取り組んでるので。それがうまくいくかどうかという感じですね。 　－ケガもあったが1年の流れの中でWSはどう戦いたいか 　やっぱりシーズン中、すごく離脱してる期間が長かったので。なんとかチームに貢献したいという気持ちがすごく強いですし。特に10月っていうのはすごく大事になる時期なので。よりベストを出して、離脱してた分もより貢献したいなという気持ちはすごく強いです。 　－自分が期待していた1年になっているか 　やっぱりとにかく勝ちたいという気持ちがすごく強かったので。ここまでワールドシリーズまで、1年目から経験させていただくことになって、すごくうれしく思いますし。また素晴らしいチームメートの中でプレーできるというのがすごくうれしく思います。 　－6月のヤンキース戦は7回2安打無失点。ヤンキース打線にもある程度自信を持てているか 　もちろん初対戦になるよりは多少、いいところもあるのかなと思いますけど。またメンバーが変わってたり、ワールドシリーズという特別な試合なので、同じように簡単にはいかない、うまくはいかないと思いますけど、とにかく全力を尽くしたいです。 　－今の自分の姿を想像し始めたのはいつ頃か 　ドジャースに入団してからだと思います。 　－精神面や技術面での信条は 　とにかくいつも通りの気持ちでマウンドに上がれるようにしたいと思います。 　－カギになる球種は 　各バッターによると思いますし、場面にもよると思いますし。いろんなことが想定されるかなと思います。 　－日本では完投も含めて長いイニングを求められてきたが、アメリカでは6回2、3失点でもオッケーくらいの感覚にあると思う。先発に対する考え方は変わったか 　多少変わってるところもあると思いますし、変わらず同じ気持ちな部分もあります。 　－落ち着くためにやっていることは 　もちろん落ち着けない時も、うまくいかない時もありますけど。いつも試合に向けてしっかり準備してますし、私生活も含め丁寧に過ごすことで、マウンドでもいつも通りの自分でいられるかなとは思います。 　－相手のデータ分析はどれくらい前から 　本当に少しずつになりますけど、シーズン中とポストシーズンはまたちょっと違うように取り組んでるので。シーズン中よりはすごく時間をかけて、少しずつ覚えていってます。 　－オンオフの切り替えは 　やっぱり自然と…どうでしょうね。何をしてても、もしかしたら多少はずっと（野球のことを）考えてるかもしれないですね。