田島翔のフッチボール日記 Vol.5
春菊とコーヒー
年齢的なこともありますので、普段から食事には気を遣っています。食事で欠かさないのは、栄養満点で免疫力アップにも期待できる春菊! 普通は鍋や炒め物が多いと思いますが、僕はサラダにして生でも食べます。 全体のバランスとしては、タンパク質は多め、炭水化物は少なめ。猫舌なので、昔はあまり味噌汁を好まなかったのですが、消化吸収がスムーズになるので、最近は飲むことを心がけています。そういえば、コーヒーも飲めなかったのですが、海外で生活をしているうちに好きになり、今では毎日飲むようになりました。 FC琉球に所属していた頃、監督だった与那城ジョージさん(ブラジル出身の日系二世)に毎日のようにランチに連れて行ってもらっていました。ジョージさんと数名のブラジル人選手はランチを終えてからも、コーヒーを飲みながら平気で2時間くらいお喋りをするんです。当時の僕はコーヒーが飲めない上に、ポルトガル語も分からないので、ランチ後のこの時間が苦痛でした(笑)。 海外生活では、たくさんの美味しいものに出会います。シンガポールは炒飯、スペインはにんにくスープ、ニュージーランドはキングサーモン、韓国はスンデ(豚の腸の中にもち米や春雨などを詰めて蒸した料理)、サンマリノ共和国はピザとエスプレッソが美味しくて印象に残っています。 これから向かうブラジルはなんといっても、フェジョンとシュラスコが有名です。僕は普段から自炊と外食の半々くらいですが、ラスベガス時代にブラジル人からフェジョンの作り方を教わり、たまに作ることもあります。本場のフェジョンとシュラスコが今から楽しみです。それでは、また。
<田島翔・プロフィール> 北海道北斗市出身。 函館工業高校卒業後、シンガポール、クロアチア、スペイン、ニュージーランド、アメリカ、韓国を渡り歩き、2020年には日本人初となるサンマリノ共和国でプレー。国内ではFC琉球、ロアッソ熊本に在籍。 2024年、自身8カ国目となるブラジルでプレーすることが決まった。また、サッカー界で初めてプロ競技麻雀団体・RMUに入会し、麻雀プロとしても活動している。
田島翔