学び直しの場「夜間中学」2026年度春の開校目指す 佐藤大分県知事が議会で明らかに
大分放送
様々な事情で義務教育を十分に受けられなかった人の学びの場「夜間中学」について、佐藤知事は再来年春の開校を目指す考えを明らかにしました。 これは12日開かれた県議会一般質問で明らかにされたものです。県民クラブの高橋肇議員は、全国的に設置が進む夜間中学の検討状況を質問しました。 佐藤知事「様々な事情で教育を受けられなかった方の学びたい気持ちに応えるため、教育理念や設置場所について検討を重ね、令和8年4月の開校を目指して準備を進めてまいります」 県教委は、夜間中学のニーズを把握するため、昨年度6か所で模擬授業を実施し、31人が参加しました。 夜間中学を巡っては入学希望者の見込みが立てにくいなどの課題があり、県教委はこの春開校した熊本県の事例を参考に、学識経験者を含む支援委員会で具体的な検討を進めることにしています。
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