「急速に進む少子化で分娩数が減少…」JA新潟厚生連 村上総合病院 来春から分娩休止へ
新潟放送
経営危機にあるJA新潟厚生連の村上総合病院の分娩機能が、来年春から休止することが分かりました。 【写真を見る】「急速に進む少子化で分娩数が減少…」JA新潟厚生連 村上総合病院 来春から分娩休止へ 関係者によりますと、村上市で唯一分娩できる病院だった村上総合病院は、来年4月から分娩機能を休止する方針だということです。 要因の一つにあるのが分娩数の減少です。村上総合病院の分娩数は2007年度は163件あったものの、昨年度は117件、そして今年度は72件の見込みと年々減少傾向にありました。 この方針に新潟県の花角知事は… 【花角知事】「出産、分娩というところだけは、集約された施設の方に行っていただくと。地元の市町村と県と連携して交通費の支援と宿泊費の支援を。安心して出産できる子どもを持つことができる環境を作っていきたい」 花角知事は急速に進む少子化を踏まえて、今までの分娩取り扱い施設をすべて維持するのは無理だと話し、質の高い分娩医療を集約する必要性があるとしました。
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