粉砂糖って何でできているの?種類や自分で作る方法
※この記事は、海外のサイト『グッド・ハウスキーピング』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 まるで降りたての雪のようにパウダードーナツやフレンチトースト、レモンバーに振りかけられている粉砂糖だけど、正確にはどんなもの? 粉砂糖は何でできているのかや自分で作る方法まで、お菓子作りに欠かせないこのパウダーについて知っておくべきことをすべて解説。さらに、粉砂糖の種類の違いにくわえ、どんな時にグラニュー糖ではなく粉砂糖を選ぶべきなのかについてもおさらい。 粉砂糖の袋を開けたら状態が悪くなっていた場合でも、家にある二つの材料で粉砂糖を作ることができる。また自分で作るのが面倒な人のために、パントリーに常備しているもので粉砂糖の代用品として簡単に使えるものを紹介。粉砂糖に関するあれこれについて、さっそく見ていこう。
・粉砂糖ってなに? 粉砂糖とは、焼き菓子に使う際にダマになったり溶けてしまうのを防ぐために細かく挽いたグラニュー糖にコーンスターチを混ぜたもの。粉砂糖にはいくつかの呼び名があり、イギリスでは「アイシングシュガー」と呼ばれている(アイシングやフロスティングに欠かせない材料のため)。海外の業界用語では、砂糖の加工と粉砕の回数から「テンエックスシュガー(10倍糖)」と呼ばれている。
・粉砂糖と純砂糖は同じ? 答えは「ノー」。純砂糖も単に粉砂糖と表現されることがあるけれど、同じものではない。純粉糖は粉砂糖に似ているけれど、コーンスターチが含まれておらず、スーパーで見かける「粉砂糖」にはコーンスターチが含まれているものが多い。市販の商品を裏返して成分表を確認し、コーンスターチが入っていれば純粉糖ではない粉砂糖ということ。
・粉砂糖と純粉糖の使い分け ケーキやクリスマスクッキーなど、お菓子に雪のような視覚効果を演出し、さらに溶けないようにしたい場合は、コーンスターチ入りの粉砂糖を使って。クラシックなカクテル(ジンフィズやフレンチ75)のように溶けても構わない、またはコーンスターチを必要としない(or 味わいたくない)場合は、純粉糖を使用する。どちらも、アイシングやクリーム、グレイズに使用できる。