【動画】7日の天気 - 名ばかりの秋 高温多湿で熱中症警戒 激しい雷雨のおそれ 道路が冠水するくらいの降り方も(7日7時更新)
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きょう7日(水)は二十四節気の一つ「立秋」です。暦の上では秋の始まりですが、気温が高く、名ばかりの秋となりそうです。湿度が高く、蒸し暑くなりますので、熱中症に警戒が必要です。また、天気も安定せず、きょうも急な激しい雨や雷雨にご注意ください。
蒸し暑さで熱中症のリスク大
きょうも東海から西の地域では軒並み35℃以上の猛暑日となりそうです。猛暑日にならない所でも、きょうは湿度が高く、熱中症の危険度が高くなります。こまめに水分や塩分を補給し、体調管理に十分ご注意ください。
激しい雷雨に注意
天気も安定せず、急な雷雨のおそれがあります。朝から点々として雨雲が発生し、午後から夜にかけて雨の範囲が広がりそうです。雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。
特に雨量が多くなりそうなのは関東甲信と東北で、あす8日(木)の朝までの24時間に予想される雨量は多い所で100ミリ、あさっての朝にかけてさらに雨量が増えることが予想されます。道路が一気に冠水するくらいの降り方になる所もありますので、災害に警戒が必要です。
新たな台風発生か
この雨の素となる湿った空気は、南の海上にある2つの熱帯低気圧の周辺から入ってきています。その熱帯低気圧のうち、右側のものは今後台風まで発達する見込みで、その後、日本の東海上を北上していくと見られます。来週はじめにかけて、なにかしらの影響がでてくる可能性がありますので、今後も台風情報にご注意ください。 (気象予報士・多胡安那)