【RIZIN】榊原信行CEO平本蓮に言及「僕が約束守ってないことがあるかも。聞いてみます」
RIZIN FFの榊原信行CEO(60)が5日、「RIZIN DECADE」の会見後、記者の囲み取材に応じた。同CEOは「ベラトール日本大会」を「DECADE」の中に組み込む可能性や、今年ドーピング疑惑に揺れた平本蓮(26=剛毅會)についても言及した。 榊原CEOの主な一問一答は以下の通り。 -これまでベラトール大みそか大会の話もあったが 「今日、詳細が決まらないのは、まだベラトール日本大会をこの『RIZIN DECADE』の中に組み込むというような可能性もまだ残っています。超RIZIN2の時みたいな。そうなる可能性もあるし、ならない可能性もある。ベラトールのタイトルマッチをその中で組むとか。いろんな可能性をまだ絶賛調整中です」 -大みそかにメイウェザーやパッキャオの登場は 「その可能性も十分ありますね。メイウェザーではないですけど、可能性はあります」 -メイウェザーは絶対にない 「まあ、多分ないと思う。この円安はむちゃくちゃアゲインストなんで。(那須川)天心とやった時くらいの為替レートだとだいぶ変わるんですけど。ただ考え方によっては、そういうカードを日本で組んで外貨を稼げば。例えばアメリカでPPVをやって50ドルで売れば、7500円ですから。アメリカなんてPPV50ドルって安い方ですから。UFCも80ドル、90ドルとかするくらいなので。日本でこれだけ作れた熱をどこまで世界に届けていって、外貨を獲得するコンテンツになるか。本当にドメスティックな“ザ・JMMA”というところにとどまりたくない。踏み出したいという思いを持ちつつ、むちゃくちゃ交渉してます(笑い)」 -平本蓮は大みそかには出場するのか 「まず1つは拳が芳しくない。(以前のインタビューで)ちょっと僕の言葉が荒っぽくなっちゃったかもしれませんけど、大みそかに試合を組んでいくとすると、まずはケガの問題を含めたことで準備が整うかどうかが一番大きいと思います。本人がスペインから戻ってきて会えてないので。この先、いつのタイミングにどういうテーマで何をするかというのを話していきたいと思ってます」 -平本はフェザー級タイトル戦線に食い込んでくるのか 「いきなりタイトルということはないと思いますけど。いずれにしても、フェザー級でのタイトルを見すえて、次のカードとかマッチアップが決まってくると思うので。年末は難しいかもしれませんけど、年明けとかの早いタイミングから(そういう試合を組んでいきたい)」 -平本がSNSで「(大みそかRIZINに)出ても出なくてもいつでも検査なんてやりますよ それよりも約束くらい守ってください」と記していたが、あれはどういう意味か 「分からないですねえ。本人に聞いてみます。僕が約束を守ってないことがあるのかもしれない。本人に聞いてみます」 -安保瑠輝也の大みそか出場は 「大みそかは本人とも話をして、何かうまく1年の集大成として、安保にとっても出世の年になるような、最後インパクトのあることができるといいなという話し合いはしてますね」 -安保選手の試合のルールは 「現状でいうとMMAはないと思いますね。だからボクシングか、キックボクシング。立ち技のルールがいいだろうなと思います。その中で、大みそかとして意味のあるというか、みんなが支持してくれるような、ファンのみんなに刺さるようなものを安保と考えて、早々には発表できたらいいなと思います」 -大みそか大会のカードは 「(第3部の)RIZIN49は、10年間で僕らが作り出せた階級、タイトルは5つなんです。チャンピオンズカーニバルみたいな感じで、全チャンピオンが少なくともそろい踏みして、できる限りタイトルマッチを組みたい。問題は堀口恭司のフライ級で誰が誰がタイトルマッチにふさわしいのかというところ。堀口選手にも今、話し合いをしているところなので、マッチアップできたらいいなと思っています」 -朝倉未来さんについては 「YouTubeで引退式やってくれって言っていたので、引退式ぐらいはやるべきかなと思っています。引退試合じゃないですよ。まあ、引退式してやってから、現役復帰する人もいますしね」