関東在住40代メーカー勤務、「週休3日制」選択してみたリアル 「ライフバランス」は劇的改善したけれど
選択的週休三日制とは?
フルタイムの場合「完全週休二日・1日8時間×5日=週40時間勤務」が現在のスタンダードな働き方です。 この働き方の選択肢を増やすことで、育児や介護・病気治療などによる離職防止やライフ・ワーク・バランス向上による人材獲得力向上を目指そうという政府の推進策が「選択的週休3日制」です。 会社全体が週休3日制に舵を切るというものではなく、労働者が本人の希望によって週休3日の働き方を目指すものであり、週休3日制を選択した場合、大きく分けて2つのタイプに分かれます。 タイプA:圧縮労働型……休日を1日増やす分、残りの4日の1日当たり労働時間を増加 総労働時間は変わらないため給与は維持 タイプB:短日勤務型……休日を1日増やす分、週当たり労働時間を削減 総労働時間を減らす分、給与を削減 具体的な制度設計を知りたい経営者の方、人材獲得のための新たな手法を検討したい人事採用担当者の方は、厚生労働省の関連ページを参考にしてみてはいかがでしょうか。 【参考】 ▽厚生労働省/本人の希望によって週休3日の働き方を選択できる選択的週休3日制無料コンサルティングのご案内 ◆沼田 絵美(ぬまた・えみ)人材業界や大学キャリアセンター相談業務などに20年以上携わる国家資格キャリアコンサルタント。
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