完売続出! 【セイコー、シチズンほか、国産ブランドの鉄道コラボ時計】“寝台特急「北斗星」”など4モデル
ターコイズブルー文字盤、復刻モデル、ラグジュアリースポーツ、ケースのダウンサイズなど、ここ数年の間に時計業界でトレンド的にクローズアップされたデザインやジャンルは様々あるが、そのなかでも、特に盛り上がりを見せているのがコラボレーションモデルだ。 【画像】特急ひたち、北斗星、カシオペアなど、個性的な“鉄道コラボ”モデルを見比べる 計測機器という時計のバックグラウンドも影響してか、これまではフェラーリやマクラーレンなど、モータースポーツ関連のコラボが主流であったが、近年はコラボレーションする相手も多様化。アニメやゲームのキャラクター、さらには“オメガ”と“スウォッチ”がコラボした“ムーンスウォッチ”など、多彩なモデルがリリースされている。 そんなコラボレーションモデルのなかでも、今回、注目したのは “鉄道系”のモデル。鉄道の運転士や車掌が使用する鉄道時計ではなくて、“鉄道”とコラボしたモデルだ。 “鉄道”は時計と同じく熱狂的なファンが多いジャンルのため、意外なほどラインナップも豊富。 寝台特急“北斗星”から“東京メトロ東西線”まで、ユニークで魅力的なコラボモデルを見つけることができる。
セイコー 寝台特急「北斗星」35周年記念DD51形ウオッチ 1988年の青函トンネル開通に合わせて登場し、長い間愛された寝台特急“北斗星”が、デビューから35周年を迎えたことを記念して誕生したモデル。 文字盤には、函館~札幌間を走っていたDD51形機関車が牽引する“北斗星”をイメージしてデザイン。深いブルーにゴールドカラーの帯が文字盤を彩る。6時位置のスモールセコンドに「北斗星」のヘッドマーク、11時のインデックスにDD51形機関車の側面にある“流星マーク”をレイアウトしており、シンボリックなデザインがコレクター心をくすぐる。“北斗星”のエンブレムと限定5000点でエディションナンバーを刻印した裏ブタ、オリジナルデザインの特性ボックスも魅力的だ。
セイコー 特急ロマンスカーVSE メモリアルウオッチ 2005年3月に箱根観光専用特急としてデビューし“白いロマンスカー”として親しまれた特急電車“VSE(50000形)”の完全引退を記念して、セイコーセイコーのクロノグラフモデルとコラボレーションした腕時計。シルキーホワイトの車体をイメージした文字盤に、バーミリオン・ストリームと称された帯のオレンジ色が差し色にあしらわれた。12時のインデックスは、車両前面の運転席と展望席の窓をモチーフにした立体感あるデザイン。ヘッドライトに見立てられた6時位置のドットマークは、ルミブライトが塗布されて暗闇で光る仕様だ。また、裏ブタにはVSEの引退記念装飾のロゴと限定5000本の証であるエディションナンバーが刻印されている。