“エアコン”正しい手入れ方法は?2週間に1度の“フィルター掃除”でカビ防止!「風向」や「サーキュレーター」で節電も
NST新潟総合テレビ
寒くなりエアコンの暖房を使用する機会も増えてきたと思いますが、しっかり手入れをしないと、カビの発生や電気代の無駄につながります。正しい手入れや節電方法を取材しました。
■2週間に1回“フィルター掃除”を!
雪国の冬に欠かせない暖房。皆さん、夏に冷房を使用してからそのまま冬を迎えていませんか?手入れをしないとどうなるのか…エアコンの製造・販売を行う三条市のメーカーで話を聞きました。 【コロナ空調商品開発グループ 豊田竜さん】 「エアコンを開けると中にフィルターがあり、そのフィルターが目詰まりすると、エアコンの風量が下がる」 実際にきれいなフィルターと何年も掃除していないフィルターを見比べると…掃除していないほうはホコリがたまり、茶色くなっています。 こうなると、カビが繁殖し、異臭につながります。 【コロナ空調商品開発グループ 豊田竜さん】 「2週間に1回のフィルター掃除を推奨している。そうすることで常にきれいな状態で運転できる」
■“フィルター掃除”の方法は?
では、どのようにフィルターを掃除すれば良いのでしょうか? 【フィルター掃除の方法】 〈1〉掃除機で吸い取るか軽く叩く 〈2〉中性洗剤を溶かした40℃以下の水かぬるま湯で洗う 洗ったら水気を拭き取り、日陰で乾かします。こうした手入れは冷暖房機能の低下を防ぐだけでなく… 【桶屋美圭アナウンサー】 「フィルターの掃除をすることで、電気代の節約にもつながるということです」 エアコンの効きが良くなり、余計な電力を消費せずに済みます。
■節電のポイントは“風向”!サーキュレーター活用も◎
ほかにも節電につながる使い方を教えてもらいました。 【コロナ空調商品開発グループ 豊田竜さん】 「暖かい空気が上にたまりやすいので、エアコンの風向を下向きにすると、効率よく部屋が暖まる」 暖かい空気は上にたまりやすいので、サーキュレーターを活用して空気を循環させるのも効果的です。 また、始めに風量を強くして温まったら弱くすることや温度を下げることも節電につながります。 まもなく訪れる冬本番。暖房を適切に使用し快適に過ごしましょう。 豊田さんによると「フィルター掃除は推奨しているが、フィルターの中の熱交換器などを掃除すると電気部品の損傷で壊れる可能性があるので業者にお願いしたほうがよい」ということでした。
NST新潟総合テレビ