写真：クラウド Watch

　メシウス株式会社は23日、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo（ウィジモ）」の新版「同 2024J v2」を、11月6日にリリースすると発表した。データグリッドコントロール「FlexGrid」、チャートコントロール「FlexChart」を中心に機能強化を行っており、FlexGridでは例えば、特定の列や行を固定してスクロール時に常に表示する機能を強化しているという。 【この記事に関する別の画像を見る】 　Wijmoは、業務アプリケーションに必要とされるデータグリッドやチャート、ゲージ、入力、ナビゲーションなど、さまざまなUIコントロールを提供するJavaScriptライブラリ。 　今回の新版では、データグリッドコントロールのFlexGridで機能強化が行われ、FlexGridの右側の列および下部の行を固定してスクロールした際に、常に表示できるようになった。右側の列と上部の行、左側の列と下部の行、といった固定にも対応している。 　また条件フィルタに、Excelのカスタムフィルタと同様に「指定の値で始まらない」「指定の値で終わらない」の両抽出条件が追加され、より高度で複雑なフィルタリングの要件にも柔軟に対応可能になったとのこと。 　さらに、チャートコントロールのFlexChartでは、凡例の表示位置として、従来の上下左右に加え、チャートの四隅（左上、右上、左下、右下）を指定できるように改善。チャートの凡例を逆順（データソースと逆の順番）で表示する機能も追加されている。 　このほか、8月にリリースされていた「Wijmo 2024J v1.1」からは、フロントエンド開発で注目されているメタフレームワーク「Next.js」と「Nuxt.js」に対応しているとのことだ。