BE:FIRST、精力的なライブでさらなる実力を発揮 今まで以上に飛躍した2024年を振り返る
初のドーム公演、コンセプトシングル『Masterplan』のリリース、各フェスへの出演など、BE:FIRSTの2024年を振り返ると、今まで以上に飛躍した1年だったのではないだろうか。 【写真】BE:FIRST、メンバー全員でのCM出演も 2024年、BE:FIRSTはライブを精力的にやっていた印象だ。2023年11月からスタートしたアリーナツアー『BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 “Mainstream”』は2024年2月24日まで続き、無事完走。その追加公演として3月2日、3日に東京ドーム、4月20日、21日に京セラドーム大阪で自身初のドーム公演『BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”』を開催した。デビューから2年4カ月でのドーム公演とあり、大きな注目を集めたことは記憶に新しい。しかも、「3年後を目安にドームに立つアーティストになる」というデビュー当初の目標を実現し、「BE:FIRSTは有言実行する」と広く印象付けたとも言えそうだ。そして12月21日からは4都市9公演をまわるドームツアー『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”』もスタート。会場規模だけを見ても、着実にステップアップしていることがわかる。 7月20、21日にはATEEZのワールドツアー『2024 ATEEZ WORLD TOUR [TOWARDS THE LIGHT : WILL TO POWER]』アメリカ・ロサンゼルス公演にオープニングアクトとして出演し、海外のステージという大きな一歩を踏み出した。2025年には自身初のワールドツアーを開催することも発表されており、まさに世界に向けての快進撃がとまらないと言ったところだろう。 こうしたライブだけでなく、様々なイベントにも多数出演。1月8日開催の『第102回全国高校サッカー選手権大会 決勝戦』で、前年にリリースした同選手権の応援歌「Glorious」を生パフォーマンスした他、3月29日には『読売巨人軍球団創設90周年 開幕戦セレモニー』で国歌斉唱と「Mainstream」を生パフォーマンス。スポーツの分野においても親和性を高めた。 また、5月以降は『VIVA LA ROCK 2024』、『JAPAN JAM 2024』、『J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2024 -Best Music & Market- supported by TimeTree』、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』、『SUMMER SONIC 2024』、『WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2024』など多くのフェスに出演している。筆者は『SUMMER SONIC 2024』を見ることができたが、BE:FIRSTのステージにはかなり多くの人が集まっており、熱狂するファンだけでなく、そのパフォーマンス力に圧倒されてステージを見入っているオーディエンスで埋め尽くされていたのが印象的だった。こうして間髪入れずにライブパフォーマンスをし続けてきた彼らの活動からは、“アーティスト”としての自負が確立されていることがわかる。