九州への外国人入国者、11月は単月で過去最多37万人…福岡空港の年間入国者が初の300万人超え
九州運輸局が発表した11月の九州への外国人入国者数(クルーズ船を除く速報値)は前年同月比14・0%増の37万2563人で、単月として過去最多だった。スポーツの世界大会などが開催されたことが要因だ。福岡空港は年間入国者数が11月までで310万9506人と、初めて300万人を超えた。 【動画】来春拡張完了の福岡空港、大幅な機能強化について担当者に聞いた
福岡空港の11月の入国者数は14・5%増の29万8597人で、今年は1月から毎月、前年を11~46%上回って推移した。
ほかの主な空港では、大分が前年同月の2・5倍の5007人、鹿児島が2・2倍の8409人、熊本が58・1%増の1万8601人などだった。
一方、博多港は11・3%減の7325人だった。JR九州高速船が運航する旅客船「クイーンビートル」の運休継続が響いた。