【Krush】復帰戦の玖村修平「覚悟をぶつけたい」対する桝本翔也は「必ずひっくり返す」、引退試合の森坂陸は18歳・松本海翔と舌戦展開
2024年6月23日(日)東京・後楽園ホール『Krush.162』の前日計量&記者会見が、22日(土)都内にて13:00より行われた。 【写真】引退試合に臨む森坂とその対戦相手に名乗りをあげた松本 セミファイナル(第8試合)のKrushフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushフェザー級王者)は57.50kg、桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は57.30㎏でそれぞれ計量をパス。 玖村にとっては昨年9月以来の復帰戦。復活を目論む元Krushフェザー級王者の玖村は、「この試合が決まる前からいつでも戦える状態に仕上げてて、この試合が決まってからもさらに仕上げてきたので、明日、僕の覚悟をぶつけたいなと思っています」とコメント。 元Krush王者という肩書きも「過去なんで」とバッサリ。「どっちが今を全力で生きているかっていう戦いだと思うので、今を見せたいと思います」と、現在の自分をKrushのリングに叩きつける。 対する桝本も2022年9月以来のKrushのリング。今大会はフェザー級の試合が5試合組まれている中で、「インパクトのある勝ち方をして、もちろんトップファイターなので、そこで勝ったらデカいので、一発やるしかないなと思っています」と、大物狩りを狙う。「明日は必ずひっくり返して、自分が勝ちます」と大番狂わせを約束していた。 第6試合のKrushフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、森坂陸(エスジム/第7代Krushフェザー級王者)は57.45㎏、松本海翔(TAD)は57.50㎏でそれぞれ計量をパス。 これが最後の試合となる森坂は、「大嫌いな減量が今日で終わったなっていうのはありますね」と、いささかホッとした様子。これまでの試合と心境的な違いもなく、「引退試合を全力で楽しんで、綺麗にリングを降りたいと思います」と語った。 しかし、対戦相手の松本には、「本当にやる気あんのかなって顔してました。もっとイケイケで来るのかなと思っていたんですけど、あんま覚悟決まってない顔かなって、ちょっと期待外れでしたね」と厳しい言葉。 「このリングはそんな甘くないよってのを、僕が最後に引退前に教えなきゃいけないと思ってるので、そういう試合にしたいと思っています」と、元王者の役割として、Krushのリングの厳しさを置き土産にするつもりのようだ。 対する松本は昨日18歳になったばかりの現役高校生。K-1アマチュア王者の実績を持ち、プロ戦績も3勝負けなしで勢いがある。「明日は若手代表として、自分の強さを見せつけます」と抱負を語った松本だが、森坂の厳しい言葉にはやはりカチンと来た様子。 「言っとけ、みたいな感じですね。覚悟が決まってないやろうなって言われたり、覚悟が決まってなかったらここに来てないので」と返すと、「最後は綺麗な形じゃなく、言い方悪いですけど、悔しい気持ちでリングに降りてほしいですね」と、最後の敗北をプレゼントして森坂を送り出すことを宣言していた。
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