駿河台大のエース東泉大河が5000Mで日本人学生歴代15位の13分27秒98で走破
陸上の日体大長距離競技会が13日、横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われ、男子5000メートルで駿河台大のエース東泉(とうせん)大河(3年)が、日本人トップの3位で13分27秒98と力走した。日本人学生歴代15位の好タイムで、6月の日本選手権5000メートルの申込資格記録(13分36秒00)も突破。「日本選手権に初めて出られることがうれしいです!」と東泉は満面の笑みで話した。 群馬・東農大二高出身の東泉は、今年1月の第100回箱根駅伝では4区14位。3年目の今季、急成長を遂げている。徳本一善監督(44)は「今季は全日本大学駅伝初出場を狙っています。(1万メートル8人の合計タイムで争う)全日本大学駅伝関東選考会(6月23日)では東泉には最終組で頑張ってもらいます」と期待する。 日本選手権の5000メートルは6月28日に行われる。中4日の強行日程となるが、東泉は「全然、問題ありません」と意欲たっぷり。法大時代、箱根駅伝を沸かせた徳本監督をほうふつとさせるスピードと勢いがある東泉が今季の駿河台大を力強く引っ張っている。
報知新聞社