静岡県西部の県立高教頭がセクハラ、停職2カ月 静岡県教委
静岡県教委は23日、同僚女性の体を触るなどのセクハラをした静岡県西部の県立高の男性教頭(51)を停職2カ月とするなど、教員3人の懲戒処分を発表した。 教頭は4月5日に飲食店で行われた同僚との懇親会で、隣に座った女性教職員の体に触り、帰り道で自身が宿泊するホテルに誘う発言をした。女性は2日後に教頭から謝罪の電話を受け、校長に報告した。教頭は聴取に対し「酔っていて気が大きくなってしまった」と話したという。 男性教諭(45)は藤枝市内の中学で2023年10月、2泊3日の修学旅行の昼食時にビールを飲み、酒気を帯びた状態で引率業務を行ったとして、減給10分の1(1カ月)の処分を受けた。教諭は学年主任で、昼食時は生徒がいなかった。教諭に誘われて飲酒し、引率に当たった同僚の男性教諭(27)も戒告の処分となった。24年2月に県教委に情報提供があり、発覚した。
静岡新聞社