列車にはねられ男性死亡 ホームにいた別の男性に衝突 左足を骨折する大けが 愛知・東海市
21日午前、愛知県東海市にある名鉄の駅のホームで、男性が列車にはねられ死亡しました。このとき、ホームのベンチに座っていた男性が、はねとばされた男性と衝突し足の骨を骨折する大けがをしました。 警察と消防によりますと、21日午前8時20分頃、東海市東海町の名鉄常滑線・新日鉄前駅のホームで、50代ぐらいの男性が列車にはねられ死亡しました。 当時、列車に乗っていた乗員乗客およそ180人にケガはありませんでしたが、ホームのベンチに座っていた40歳の男性が、はねとばされた男性と衝突し、左足を骨折する大けがをしました。 運転士は「線路内に飛び込む人影を発見し急ブレーキをかけたが間に合わなかった」などと話しているということです。 警察が、列車にはねられた男性の身元の確認を急ぐとともに、事故当時の状況を調べています。 事故の影響で、名鉄常滑線と河和線は一部区間で運転を見合わせていました。