流し打ちを決める大谷翔平選手(写真：USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

◇MLB レンジャーズ 6-3 エンゼルス(日本時間15日、グローブライフ・フィールド) 『2番・DH』でスタメン出場したエンゼルスの大谷翔平選手は、第21号ホームランを含む2安打をマークし、打率を.299に伸ばしました。 初回、大谷選手はアウトコースのスライダーを見極め四球で出塁し、7打席連続出塁をマークします。 3回の第2打席は、インコースに投じられた球があわや死球、大谷選手が声をあげる場面もありました。その後ストレートを見逃して三振。 それでも4回の第3打席、フルカウントで迎えた7球目のストレートを流し打ちでレフト前に落とし、11試合連続のヒットを記録。この時点で打率は.298。 7回の第4打席はセカンドゴロに倒れますが、9回の第5打席は151キロのストレートを完璧にとらえるとホームランを確信。左中間スタンド中段に飛び込む、第21号2ランホームランを放ちました。 これでメジャーリーグのホームランランキングトップを走る、ピート・アロンソ選手の22本まであと1本。アロンソ選手は8日ブレーブス戦で左手首に死球を受け、骨の打撲と関節の捻挫で故障者リスト入り。6月末の復帰が見込まれているため、この間に大谷選手がメジャートップに立つ可能性も高まっています。 大谷選手は6月7度目となるマルチヒットを記録し、打率は.299と3割台が目前に。6月はここまで52打数22安打で、月間打率.423と驚異的な数値を見せています。 なおエンゼルスは3-6で敗れています。