2025年1月発売おすすめタイトル5選!「無双」最新作や「ドンキーコング」のリメイクなど今年最初に遊ぶゲームは決まり【年末年始特集】
新年あけましておめでとうございます。インサイドをご覧のゲーマーの皆さんは、年末年始に各種サイトで行われた大型セールで購入された作品などで遊んでいる最中でしょうか。しかし、年の始まりと共に今月も新たなゲームが多数登場しますので、これらにもアンテナを張っておきたいところですね。 【画像】2025年のゲーム初めはこちらで!無双シリーズの最新作や名作DRPGが登場 そこでこの記事では、2025年1月に発売されるゲームタイトルの中からおすすめを5つ紹介します。ぜひ最後までご覧いただき、気になった作品がありましたら、今月の遊びの予定に組み込んでみてください。 ◆2025年1月9日(木)『FREEDOM WARS Remastered』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam) 『FREEDOM WARS Remastered』は、2014年にPS Vitaで発売されたマルチプレイハンティングアクション『FREEDOM WARS』のリマスター作品です。 資源が枯渇したことにより生きること自体が罪となる世界で、記憶を失ってしまった主人公は、その罰として懲役100万年を科されてしまいます。残された道は危険な戦闘行為「ボランティア」で刑期を減らし、自由を勝ち取ることのみ。過酷な世界での戦いが始まります。 初期状態の刑期では、平時に5歩以上歩くのが禁止、5秒以上走るの禁止、異性と話すのも禁止などの厳しい制限が科せられています。また禁止行為を犯してしまうと刑期が伸びるため、行動には細心の注意を払わなければなりません。なお制限を緩和していくには、ボランティアで刑期を減らすか、ゲームを進めるにつれ獲得できる「恩赦ポイント」を使用する必要があります。 ボランティアには、巨大な敵「アブダクター」の討伐や敵に捕らわれた市民の奪還などさまざまなものがあります。壁に張り付いたり、敵の足に巻き付け転倒させたりといった具合に、「荊」を駆使した高速立体戦闘で襲い来るアブダクターと戦いましょう。 罪人の監視役であるアンドロイド「アクセサリ」とのバディ体験にも注目です。アクセサリは、街の探索を共にし、ボランティア中は戦闘のアシストも行ってくれます。また合成音声エンジンを使って好きなセリフを喋らせたり、衣装や見た目のカスタマイズをすることも可能です。罪人と監視役という一風変わったバディ関係がゲームに華を添えてくれそうですね。 リマスター版として登場するにあたり、現行機に合わせた高解像度化やUI/UXのブラッシュアップ、ゲームバランスの調整が行われた本作。独特な世界観で描かれるディストピア作品に興味を惹かれた方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。 ◆2025年1月16日(木)『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam) 『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』は、2009年にWiiで発売された『テイルズ オブ グレイセス』、およびその拡張移植となる2010年にPS3で発売された『テイルズ オブ グレイセス エフ』の、現行機向けリマスター作品です。 舞台は「原素(エレス)」と呼ばれる力を支えに3つの大国によって統治されている緑豊かな星「エフィネア」。ウィンドル王国辺境の地の領主の息子である主人公「アスベル」は幼いころ、花畑で出会った記憶のない少女に「ソフィ」という名を与え、王子リチャードと3人で友情の誓いを交わします。しかし、7年の月日が経ち国王に即位したリチャードは次第に残忍になっていき…。またある日、とある事件で行方不明になっていたはずのソフィに瓜二つの少女がアスベルの前に姿を表します。突如動き出す世界の歯車。アスベルと仲間たちは、あの日の誓いと自らの守るべきもののため、世界の命運を握る戦いへと身を投じていきます。 本作の戦闘は、ファンから“難易度は高いが面白い”と太鼓判を押されるほど人気の要素です。各キャラクターのバトルスタイルを切り替えながら戦うことができる「スタイルシフトリニアモーションバトルシステム」や、「チェインキャパ(CC)」と呼ばれるゲージを消費する代わりにCCが続く限り連続して術や技を放てる攻撃システムがバトルを彩ります。 またリマスター版では、グラフィックの向上に加え、オートセーブや各種スキップ機能、敵とのエンカウントをOFFできる機能など、数多くの便利機能が追加されていますので、ファンの方が懐かしさを感じながら再び遊ぶのはもちろん、この機会に名作を手に取ってみたいという新規の方でも入りやすいタイトルと言えますね。 「テイルズ オブ」シリーズが、2025年12月で30周年を迎えることを記念するリマスタープロジェクトの第1弾である本作。間違いなく1月に発売される注目タイトルの1つでしょう。 なお、Steam版だけ発売予定日が1月17日となっているので注意してください。 ◆2025年1月16日(木)『ドンキーコング リターンズ HD』(ニンテンドースイッチ) 『ドンキーコング リターンズ HD』は、2010年にWii向けに発売された『ドンキーコング リターンズ』のHDリマスター版です。動物を操る「ティキ族」に奪われた大量のバナナを取り戻す物語が描かれています。 本シリーズは、ドンキーコングならではの野性味あふれるアクションが魅力の作品です。「走る」「跳ぶ」「踏む」「叩く」「転がる」「つかむ」「投げる」「吹く」といった多彩なアクションで、サクサクと敵を倒す爽快感が得られます。また、ディディーコングと連携を取ればアクションの幅がさらに広がりますので、マップをクリアするために試行錯誤する過程も楽しい要素の一つです。 もちろん、猛スピードで疾走する「トロッコ」、空を飛べる「ロケットバレル」、障害物を気にせず突き進むサイの「ランビ」など、乗り物を駆使したアクションも健在。パワフルな冒険が楽しめます。 本作では、2016年にニンテンドー3DS向けに発売された『ドンキーコング リターンズ3D』で追加されたものを含む、全80コースが収録されました。また、Joy-Conのおすそわけによる2人プレイにも対応しています。 発売から約14年経っても今なお色褪せないコング連携アクションが魅力の本作。家族や友人と一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。 ◆2025年1月17日(金)『真・三國無双 ORIGINS』(PS5/Xbox Series X|S/Steam) 『真・三國無双 ORIGINS』は、三国志を舞台に群がる兵士や名だたる武将をなぎ倒していく無双アクション「真・三國無双」シリーズの最新作です。「敵味方の大軍団が相対する、圧倒的な戦場の臨場感」「味方と共に進み、戦線を押し上げる高揚感」「無数の敵をなぎ倒す、一騎当千の爽快感」「一人の英傑として、歴史を紡ぐ没入感」をシリーズ最高の完成度で描いています。 本作の大きな特徴は“オリジナル主人公”が登場することです。物語は動乱の時代の幕開けとなる「黄巾の乱」、その前年――。過去の記憶を失った武芸者である主人公は、飢饉に苦しむ里を訪れ、人々に救いの手を差し伸べる“長髪の男”張角、官吏の不正を糾弾する“髯の偉丈夫”関羽と出会い、共に悪徳官吏の軍に立ち向かうこととなります。 ゲームが始まったら壮大な三国志の世界を表現した大陸地図を見ながらどの戦場に参陣するか選択していきましょう。戦場に向かう途中では、英傑たちと交流したり、自由に歩き回ったりすることも可能です。 戦場は、シリーズ史上最多の兵士が入り乱れ、個々に意思を持って戦う圧倒的な臨場感が再現されています。戦場のいたる所で複数の部隊がぶつかり激しい乱戦を繰り広げているので、油断していると一般兵に足元を掬われることも。達人が一般兵の不意打ちに倒れるというのはまさに戦争ならではの理不尽さですね。 本作には剣、槍、手甲、飛圏、朴刀、棍、双戟、矛、偃月刀という9種の武器が用意されており、強力な一撃を繰り出せる「武芸」も武器ごとに異なります。また“ジャストガード”に近い機能である「弾き返し」や個人で繰り出す最大級の攻撃「無双乱舞」、戦局を一変させる可能性を持つ「大戦法」など、多彩なゲームシステムに注目です。 既存の英傑ではない“無名の英傑”として三国志の世界で名を上げていく新たな「真・三國無双」。ファンはもちろん、「無双」シリーズ未経験者でも楽しめる作品となっています。 ◆2025年1月30日(木)『Wizardry外伝 五つの試練』(ニンテンドースイッチ/Steam) 『Wizardry外伝 五つの試練』は、世界中に多くのファンを持つRPG「ウィザードリィ」シリーズの完全独立外伝作品です。『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』をベースのシステムとし、プレイヤーが各々に異なるデータや迷宮と一部ルールを持つ“シナリオ”単位で分けられたコンテンツから自由に選び、一本のソフト上で様々な冒険を楽しめる3DダンジョンRPGとなっています。 本作のゲーム内容は至ってシンプルです。町外れの訓練所でランダムな初期能力へのボーナスに一喜一憂しながらキャラクターを作り上げたら、酒場へ赴き最大6名のパーティを結成、その後迷宮に挑みましょう。 迷宮では、グリッド状の通路を移動して、様々な場所でイベントをこなし、敵と出逢ったらシンプルなコマンドだけが並ぶターン制バトルが始まります。現代の複雑で自由度の高いゲームと比べると一見味気ないように思えるかもしれません。しかし、存在しないマップ閲覧機能に右も左もおぼつかなければ、行く手を阻む謎にも苦しむことも。また熟練の冒険者をも一撃で死に至らしめる迷宮の強敵に遭遇したり、迷宮で死亡した仲間が永久に失われてしまうこともあります。 今ここで引き返すのか、それとも先に進むのか。まさに一寸先は闇である迷宮にて、壁を乗り越えた先に待つ、キャラクターの育成やレアアイテム集めの魅力。長年多くのサブカルチャー作品で培われた古典的な3DダンジョンRPGのパブリックイメージに近いゲーム体験が楽しめます。 本作のニンテンドースイッチ版は、INSIDEを運営するイードのゲームメディアGame*Sparkのゲームパブリッシングブランド「Game*Spark Publishing」より2025年1月30日に発売予定。なお、ニンテンドースイッチ用パッケージ版は発売日が1月30日から2月27日へ延期となり、Steam版は2021年12月17日にリリースされている点に注意してください。 以上、2025年1月に発売されるおすすめタイトル5つの紹介でした。気になった作品がありましたら、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
インサイド 七成
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