フォーデンは2026W杯までにイングランド代表のスタメンから落ちる? 《41戦4ゴール》と上がってこない成績
残り1年半でヌワネリなど新たな人材が入ってくる可能性も
マンチェスター・シティでは特別な存在なのだが、イングランド代表では思うように結果を残せない。MFフィル・フォーデンにとっては難しい時間が続いている。 今夏のEURO2024でも継続して先発に入ったが、結果は出なかった。マンCでは得点を奪えるMFとなっているが、イングランド代表では通算41試合に出場して4ゴールとかなり寂しい成績だ。 いったいフォーデンをどう活かせばいいのか。英『FourFourTwo』はイングランド代表におけるフォーデンの現状について、早くも「時代遅れのように感じられている」と取り上げている。まだ24歳と若い選手だが、もっと若いレアル・マドリードMFジュード・ベリンガム(21)、チェルシーMFコール・パルマー(22)といった才能が順調に伸びていることもあり、2列目でのフォーデンの序列が怪しくなってきているのだ。 まだ2026ワールドカップ本番まで1年半ほどあり、今のイングランドの人材力ならば1年半で新たなタレントが参入してくる可能性がある。同メディアは例としてアーセナル所属の17歳MFイーサン・ヌワネリの名前を挙げているが、ヌワネリも1年半あればA代表のポジションを狙えるのではないか。それだけのポテンシャルはある選手だ。 右サイドではアーセナルFWブカヨ・サカが絶対的な存在で、左サイドではフォーデンの良さが出ない。10日にはネーションズリーグでギリシャと対戦し、先発したフォーデンは0トップの役割を担った。同メディアはこの起用法が1つのきっかけになるかもしれないと期待をかけているが、まだ最適解は見えてこない。マンCで見せている才能を引き出したいところだが、2026ワールドカップまでに答えは出るだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部