井戸田潤、相方自粛→ピン最初の舞台で不安MAX テンガロンハットを握り壊す
スピードワゴンの井戸田潤が23日、日本テレビ系「大悟の芸人領収書」で、大事な大事なハンバーグ師匠のテンガロンハットを壊してしまったまさかの理由を告白した。 井戸田は26000円の領収書を提出。これはテンガロンハット代だといい、「不安で不安で握りしめすぎて破損したという事件が…」と切り出した。 井戸田の相方・小沢一敬は、週刊文春の報道を受け、昨年末に芸能活動を自粛。これを受け、スピードワゴンも無期限の活動休止に突入する。だが、その1週間後に実は大切な仕事が入っていた。 それが同じ事務所の落語家・錦笑亭満堂の真打ち披露興行。場所は日本武道館で、観客も7000人近く入る大きな仕事だった。井戸田は「ネタどころじゃない。(ピンで)初めての客前。本当に申し訳ない」と辞退しようと考えたものの、満堂から「ぜひ井戸田さん1人でもお願いできますか?」と言われ覚悟を決める。 「ハンバーグ師匠で」とリクエストされたものの「ハンバーグ師匠って、頑張っても1分ぐらいしかもたない。すぐに丸焦げ状態になっちゃう」といったが「でも出て欲しいと。その心意気に打たれて」出演を快諾。そしていざ本番、舞台に上がると「芸人20数年やってるけど、芸人人生で一番の声援。感動して泣きそうになっちゃって」というほど温かく迎えてもらったという。 そこで井戸田は涙をこらえつつ「まさかこんなことになっちゃって。週刊誌報道とかネットの記事とかでぼくも知ってるぐらいなんで」と言い、観客に小沢の騒動を思い起こさせたところで「まさか安達祐実さんが2度目の離婚をしてるとは」と言ったところ「しびれるほど受けた。ドッカーン」と会場が揺れたといい「初めてですよ。離婚に感謝したのは」と苦笑い。 その後も客席から「頑張れハンバーグ」の声援が飛び、井戸田も「ハンバーグ」と答えるやり取りがしばらく続き「このやり取りで徐々に焦げてきた」とだんだん客席の雰囲気が変化。井戸田は「不安でギューッと(テンガロンハットを)持ちすぎてプチンと針金がキレちゃった」と振り返っていた。