仮面女子・森下舞桜さん 故郷の安曇野警察署で一日署長
アイドルグループ・仮面女子のメンバーで長野県安曇野市出身の森下舞桜さん(22)が14日、安曇野警察署の一日警察署長を務めた。他のメンバー6人も各課の一日課長を担当し、特殊詐欺や交通事故への注意を地域住民に呼び掛けた。 各メンバーは櫻井志郎署長から委嘱状を受け取った。陽向こはるさんは総務課長、涼邑芹さんは生活安全課長、蒼井乃々愛さんは地域課長、猪狩ともかさんは刑事課長、月野もあさんは交通課長を担当。警備課長の小島夕佳さんは体調不良で休んだ。 森下さんは「地元、安曇野が安全なまちになるようしっかり務めさせていただきます」とあいさつ。その後、近くのイオン豊科店で街頭啓発を行い、来店客に「電話でお金詐欺」の啓発用ティッシュを配りながら「気を付けて下さい」と笑顔で声を掛けていた。メンバーの担当カラーと同じ色の服を着たファンも大勢集まっていた。 同署は、詐欺被害が高齢者だけでなく若者にも広がっているため仮面女子に協力を依頼した。仮面女子のパフォーマンスや署員によるヒーローショーも豊科公民館ホールで行い、来場者は楽しみながら防犯について考えた。
市民タイムス