新山響平が得意の突っ張り先行で別線完封のライン決着 番手2着の渡邉一成「さすがS班」/函館競輪G3
函館競輪のナイター「五稜郭杯争奪戦(G3)」は17日、2日目を迎えた。8Rの二次予選でワンツーを決めた新山響平(30歳・青森=107期)と渡邉一成(40歳・福島=88期)に話を聞いた。 新山響平が十八番の突っ張り先行で別線をシャットアウト。S級S班の底力を見せつけた。 「前なら突っ張るつもりでした。真鍋(顕汰)君がいつ来るのか気にしていたけど来なかったので自分のペースでいきました。でも末が甘かった。サドルの座る位置が悪かったので、明日からはしっかり体を自転車に合わせていきたいです」 渡邉一成は番手絶好の展開だったが逆転には至らず。 「(新山の番手の番組は)サプライズでしたね。今日は響平の気持ちが強かった。『前なら突っ張るのでモガき合いになっても付き合ってください』と言っていたし。最後も踏み直しがすごくて抜けなかった。さすがS班でした」と脱帽した。 レース後はうれしそうに2人で写真に納まった。(netkeirin特派員)