シャワーや床材など「誰もが使いやすい」ユニバーサルデザイン 三重県立伊賀白鳳高校で出前授業
家に施されている身近なユニバーサルデザインを知ることで、多様性についての理解を深めてもらおうと、建材・設備機器メーカーが5日、三重県立伊賀白鳳高校で出前授業を行いました。 建材・設備機器メーカーのリクシルでは、より多くの人が利用できることを目指すユニバーサルデザインを子どもたちに伝えようと、2017年から出前授業を行っています。 授業では、伊賀市内にあるリクシル工場で働く従業員4人が講師を務め、伊賀白鳳高校ヒューマンサービス科と建築デザイン科の生徒約100人が、快適な住生活を送ることを目指すユニバーサルデザインについて学びました。 生徒は、高齢者や障がい者のために設計されたシャワーや床材など、風呂設備の疑似体験しました。 講師の一人は伊賀白鳳高校の卒業生で、仕事のやりがいを伝えたほか、今後も時代に合ったユニバーサルデザインを生み出していきたいと話していました。 参加した生徒は「初めてで良い経験になった」「誰もが使いやすいデザインを自分でも考えたい」などと話していました。