神戸新聞ＮＥＸＴ

　神戸新聞社は２０２４年度大学入試での兵庫県内高校の合格実績をまとめた。定時制や通信制を除く県立１２２校、市立１３校と私学などの各高校の大学合格者数を大学別に集計してランキングにした。今回は国公立のうち神戸、兵庫県立など県内４大学と、岡山、広島、大阪公立など近隣３大学の合格者数ランキングを紹介する。 【写真】元日本テレビのアナウンサー、兵庫・姫路市の局長級新ポスト起用へ　子育て支援など担う「総合教育監」 　大学合格者数の集計はホームページなどで実績を公表している高校が対象。大学別の人数を公表していない高校はランキングに含まれない。合格者数は現役生と既卒（浪人）の合計だが、現役生のみの実績しか公表していない高校もある。 　京都大、大阪大とともに関西の国公立大を代表する大学の一つである神戸大の合格者トップは須磨学園の５４人で、２～９位に長田、神戸、加古川東、姫路西など県立・市立校が名を連ねた。県内合計は６７校６２６人だった。 　兵庫県立大の最多は加古川東（４２人）で、４位の須磨学園を除いて２１位までを県立・市立校が占め、合格実績があった９４校９００人のうち、私立は２０校１３６人にとどまり、公立校出身者の受験傾向が強く表れた。神戸市外国語や大阪公立でも同様の傾向だった。 　岡山大、広島大は播磨地域の県立・市立高校がいずれも上位を占めた。大阪公立大は阪神間の県立・市立の他、私学も上位に食い込んだ。