EUROメンバーから落選したマディソン&グリーリッシュ 2人と親しいライスが胸中を打ち明ける 「本当に辛かった」
EURO優勝候補のイングランド代表
6日にEUROに挑む26名のメンバーを発表したイングランド代表。 スター選手揃いのイングランド代表のメンバー選考は大きな注目を集めたが、常連組であるハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)やジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)、ジェイムズ・マディソン(トッテナム)らを含む7選手らが落選となった。 マグワイアは怪我による離脱のようだが、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で出場したマディソンやグリーリッシュも落選したことは大きな話題となっている。そんななか、マディソンとグリーリッシュと特に親しい関係であるデクラン・ライスは複雑な胸中を打ち明けた。 「本当に辛かった。マダーズ(マディソンの愛称)とジャックの2人はチームの中でも最も仲がいい。 ここに来てから、おそらくほとんどの時間を彼らと過ごしてきた。彼らが去っていくのを見送るのはいい気分ではないが、2人は去る前に、『私たちの幸運を祈っている』と言ってくれた。彼らはとても前向きで、明るかった」 「代表に入れなかったことを悔やんでいるのは明らかだが、僕たちはグループとしてとても仲が良いから、落選したことを本当に恨んでいる人はいないと思う。あの2人は、メンバーに入れなかった他の選手たちと同じように、僕たちの幸運を祈ってくれた。もちろんがっかりしているが、こういうこともあるし、監督は厳しい決断を迫られる。彼らがいなくなったのは残念だが、チームを本当に支えてくれた」(『METRO』より) 代表に選ばれなかった選手もいるが、コール・パルマーやコビー・メイヌー、アダム・ウォートンなど若い逸材が出てきたことはイングランド代表全体にとってはプラスであるだろう。EURO2024の優勝候補の一角であるイングランド代表はアイスランドとの最後の親善試合を終えると、スロヴェニア代表、デンマーク代表、セルビア代表とのグループリーグの戦いが控えている。
構成/ザ・ワールド編集部