【令和7年初場所予想番付】
1月場所は結構運、不運のある番付になりそうだ。
伯桜鵬8場所ぶり幕内へ、羽出山が新十両確定的 三役の人数構成や平幕の枚数などは11月場所と変動なし。ただし、11月場所で番付の地位と勝敗のバランスが偏ったため、1月場所は結構運、不運のある番付になりそうだ。 関脇は大栄翔と若元春になりそうだが、東西はどうなるか。小結は阿炎と若隆景が三役復帰の見込み。若隆景は昨年5月以来の三役で、兄弟同時三役が今度こそ実現しそうだ。 前頭の上位には上がっていく候補が多く、三役から降下してくる霧島もいて、厳しい争い。逆に平幕中位で小さく勝ち越して上がってくる力士がおらず、正代、平戸海、宇良ら上位で大負けした力士の降下幅が小さくなりそうだ。平幕では一山本に自己最高位更新の可能性がある。 幕内と十両の入れ替えでは、伯桜鵬が8場所ぶりに幕内に帰ってきそうだ。また、玉正鳳が31歳で新入幕の見込み。 十両上位も厳しいイスの取り合いとなりそうだが、紫雷、嘉陽が新入幕をうかがう位置に。安青錦も大勝ちすれば幕内に手が届く位置につけそうだ。 十両と幕下の入れ替えでは、十両から陥落やむなしの星の力士の数に比して幕下上位の好成績者が少なく、西9枚目で4勝11敗の大翔鵬が救われる可能性も。東幕下4枚目で4勝3敗の荒篤山とどちらを取るか。11月場所の十両と幕下の対戦では、ほとんど十両力士が勝っており、現状では十両下位のほうが幕下上位より力があるとみられるだけに、入れ替えは少ないか。最近は全勝以外で幕下6枚目以下から十両に上がる例はほとんどなくなっているが、東幕下6枚目で5勝2敗の風賢央、西幕下7枚目で6勝1敗の若ノ勝がどう見られるかによっては、情勢が変わってくる。いずれにせよ、11月場所に西幕下筆頭で5勝の羽出山は、新十両が確定的だ。 令和7年初場所予想番付
相撲編集部