【速報】総理官邸襲撃事件の男(49)自民党本部への火炎瓶投げ込みで再逮捕へ 殺人未遂などの疑い 警視庁公安部
日テレNEWS NNN
東京・永田町の自民党本部に火炎瓶が投げ込まれ、その後、総理官邸に向けて車で突っ込んだとして現行犯逮捕された男について、警視庁公安部は8日にも火炎瓶を投げつけて、警備していた警察官を殺害しようとしたなどとして、再逮捕する方針を固めたことが分かりました。 この事件は先月19日の早朝、東京・永田町の自民党本部に火炎瓶が投げ込まれその後、総理官邸の防護柵に車が突っ込んだもので、警視庁は総理官邸前を警備していた警察官への公務執行妨害の疑いで臼田敦伸容疑者を現行犯逮捕しています。 警視庁は自民党本部前での事件についても、先月31日に現場で実況見分を行うなどして、捜査を続けていましたが、捜査関係者への取材で自民党本部前の警備にあたっていた警察官に火炎瓶を投げつけ、殺害しようとした疑いが強まったとして、警視庁公安部が、臼田容疑者を殺人未遂や火炎瓶処罰法違反の疑いなどで8日にも再逮捕する方針を固めたことが分かりました。 事件は早朝の午前6時前に起きていましたが、臼田容疑者は、事件前に自民党本部近くのコインパーキングに駐車して、数時間待機していたとみられるということです。 また当時、臼田容疑者は防護服とガスマスクを着用していました。さらに乗っていた車からはおよそ20個のポリタンクが見つかりうち16個にガソリンが入っていたほか、複数のカセットコンロ用のガスボンベも見つかったということです。 こうした状況から警視庁公安部は臼田容疑者が入念に犯行を計画したうえで、ガソリンを積んだ車を爆発させる狙いもあったとみて、詳しく調べる方針です。