地方自治体で備蓄の保存食・簡易トイレなどの状況の公表を政府が義務づけへ “防災立国の構築”掲げ石破首相が「防災庁」設置の準備進める
FNNプライムオンライン
災害に備える体制の強化に向けた法律の改正に関し、政府は、地方自治体が備蓄している食料などの災害用物資の状況について、公表を義務付ける方向で調整に入りました。 「防災立国の構築」を掲げる石破首相は、災害対応の司令塔を担う「防災庁」の設置に向けた準備を進めるとともに、災害対策基本法などを改正したい考えを表明しています。 政府関係者によりますと、改正案には、被災した高齢者などの福祉サービスの支援強化の他、災害への備えを万全にするため、地方自治体に対し、保存食や簡易トイレといった物資の備蓄状況についての公表を義務付けることを盛り込む方向です。 政府は、与党との調整などをした上で、1月後半に召集される通常国会に提出する方針です。
フジテレビ,政治部