「13個足りなかった分を…」西武・今井達也が明かす強烈なこだわり、フォークの精度向上で連続タイトルに照準 1億円増の年俸1億8000万円で更改
西武の今井達也投手(26)が4日、埼玉県所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円増の年俸1億8000万円(金額は推定)でサインした。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 今季は初タイトルとなる奪三振王を獲得し、初めて大台に到達。更改後の会見では「数字の部分、それ以外の部分でも評価していただいた。チームは苦しい状況でしたが、初めて開幕投手を務めて1年間けがなく、調子を崩さず全うできたのはよかった」と大幅昇給に満足げな表情を見せた。 今季は187奪三振で、目標に掲げた200奪三振には13個足りなかった。「まだ発展途上なので球界を代表する投手になっていかないといけない。体力的にもっとレベルアップしたい。13個足りなかった分を来季どうやって取れるかを考えながら、投球の幅を広げていきたい。来季も三振のタイトルは譲りたくない」と力を込めた。 そのために「今季は真っすぐとスライダーの2球種で主にやってきたので、もう一つ空振りを取れる球種を増やしたい」と明かした。フォークが候補の一つで「バラバラではなく、安定して変化するように精度を高めたい」と強調した。
西日本新聞社