候補者足りず再選挙の奈良・上北山村議選、1人立ち当選 村長も3選
奈良県上北山村長選が3日告示され、無所属現職の山室潔氏(72)以外に立候補の届け出はなく、無投票で3選が決まった。 【写真】奈良県上北山村の村長選に3選をめざして立候補し、出発式であいさつする山室潔氏=2024年12月3日午前10時19分、奈良県上北山村、向井光真撮影 山室氏は、午前10時からの出発式で支援者ら約80人(陣営発表)を前に、「山村が置かれている状況は厳しい。人口を維持・増加していくため、移住や定住(の促進)を図っていきつつ、地域のコミュニティーを充実させて、村民の個々の幸福度が上がるような政策を考えていきたい」と訴えていた。 一方、村議の再選挙(被選挙数1)も同日に告示され、無所属新顔の原口清隆氏(71)以外に立候補の届け出はなく、無投票当選が決まった。村議の再選挙は、昨年の村議選(定数6)の立候補が5人にとどまり、欠員が生じたため実施された。(向井光真)
朝日新聞社