『アルケミスト 夢を旅した少年』（漫画：中村環　原作：パウロ・コエーリョ）（KADOKAWA）

　2024年11月26日（火）に『アルケミスト 夢を旅した少年』（漫画：中村環　原作：パウロ・コエーリョ）が株式会社KADOKAWAより発売された。本書は世界と日本の名著をコミカライズする、KADOKAWA Masterpiece Comicsシリーズ（略称：KMC）の第3弾となる。 【漫画】『アルケミスト』美しく壮大な寓話の世界 　原作『アルケミスト』は、世界80ヶ国以上で累計1億部超、日本文庫版が100万部の大ベストセラー。多くの著名人が「人生の本当に大切なものを教えてくれる」愛読書として挙げる本作の日本初コミカライズ作品だ。 　発売にあたり麒麟 川島明さんが推薦コメントを発表している。 ▪️麒麟　川島明さん推薦コメント この本と出会えたことは 夢を叶えるための「前兆」が あなたにおとずれているということです。 ▪️内容紹介 「すべての出来事は前兆だ」 　羊飼いの少年、サンチャゴは同じ夢を2回も見たことが気になっていた。夢の内容は「ピラミッドに宝物がある」というもの。夢の解釈をするという老女に夢について尋ねても要領を得ない。忘れようと思った矢先、ある老人が「宝物の探し方を教えてあげようか」と現れる。――彼のいう「宝物の探し方」とは？ 　さまざまな困難を乗り越え、ピラミッドを目指してサハラ砂漠横断の旅に乗り出すサンチャゴ。同じキャラバンになったイギリス人の青年から錬金術について話を聞く。真の錬金術師が砂漠のオアシス・アルファヨウムにいるという。しかし、砂漠の部族の間で戦争が起き…… 　錬金術師の案内の下、サンチャゴはピラミッドを目指してさらに砂漠を進むが、戦争中の部族にスパイだと疑われ捕まってしまう。目の前で風になってみせれば、逃がしてやると部族の首領。果たしてサンチャゴは風になれるのか。そして夢を実現することができるのか―― ▪️著者紹介 漫画：中村環（なかむら・たまき） 1992年生まれ。長野県出身。会社員を経て漫画家に。青年漫画誌で新人賞を複数受賞（講談社、集英社）。SNSでも作品を発表中。 原作：パウロ・コエーリョ 1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。2002年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、88か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で3億2000万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。 ▪️書誌情報 書名：アルケミスト 夢を旅した少年 漫画：中村 環 原作：パウロ・コエーリョ 解説：橋爪大三郎 定価： 1,320円 （本体1,200円＋税） 発売日：2024年11月26日　※電子書籍同日発売 ページ数：288ページ ISBN：978-4-04-606082-2 ▪️原作情報 原作小説『アルケミスト 夢を旅した少年』は、角川文庫から好評発売中。 【書誌情報】 著者：パウロ・コエーリョ　 訳者：山川紘矢＋山川亜希子 定価： 616円 （本体560円＋税）　 発売日：1997年2月21日 ISBN：978-4-04-275001-7 ▪️KADOKAWA Masterpiece Comicsについて 　世界中で愛されてきた名著から隠れた名作まで、100年後も“マスターピース”間違いなしの物語を厳選し、新進気鋭の漫画家たちがコミカライズする、新しいシリーズ。 　絵柄・ストーリー・デザインともに、現代性・エンターテイメント性にこだわって制作しており、大人の学び直しや、名著へのファーストタッチにおすすめのシリーズとなっている。 公式Xアカウント：@kadokawa_kmc 【好評既刊】 ▪️『猫語の教科書』 猫が書いた、猫による人間のしつけ方とは？ 原作約20万部（猫界の）大ベストセラーをコミカライズ。 漫画：沙嶋カタナ 原作：ポール・ギャリコ ▪️『遠野物語』 発売たちまち重版ヒット中。 不可思議な「実話」が現代に漫画で蘇る。 漫画：鯨庭 原作：柳田国男 監修・解説：石井正己