9回打ち切りで求められる 1点を取りにいく野球【立浪和義の超野球論】
オリックス先発陣の安定
9日のソフトバンク戦で勝利投手となったオリックスの山本由伸
もうすぐ前半戦が終了し、オリンピックブレークに入ります。セ・リーグでは独走していた阪神に巨人が急接近し、パ・リーグも混戦ながら交流戦優勝を弾みにしたオリックスの前半戦首位ターンも見えてきました(7月12日現在)。 以前も書きましたが、ここ何年かのオリックスは、投打に素晴らしい選手がそろいながら、なかなか上位に食い込むことができずにいました。1つにはミスです。守備のエラーのように記録に残るものだけでなく、残らないもの、例えば、もう1つ先の塁に進めたのに進めなかった走塁など、もったいないミスが多く、自滅することが目立っていました。 打線では吉田正尚選手が昨年は.350で首位打者を獲りましたし・・・
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週刊ベースボール