神戸2―0勝利で暫定首位に浮上 韓国・光州の李正孝監督脱帽「10回試合しても、全て負ける気がする。神戸は強い」
◆ACLE▽1次リーグ第4戦 神戸2―0光州(5日・ノエビアスタジアム神戸) J1首位の神戸が韓国・光州を2―0で下し、3連勝で暫定首位に立った。光州は横浜M、川崎を倒し“Jキラー”だったが全く寄せ付けず、首位の座を奪った。 前半アディショナルタイム2分、ペナルティーエリア内でFW宮代大聖が相手ハンドを誘発し、PKを自ら決めて先制。1点リードの後半9分にはFW佐々木大樹が頭で押し込み、追加点を挙げた。 神戸は元日本代表のFW大迫勇也、FW武藤嘉紀、DF酒井高徳ら主力をベンチ外としながらも、快勝。光州の李正孝(イ・ジョンヒョ)監督は「10回試合しても、10回全て負ける気がする。神戸は強い」とお手上げ状態だった。 神戸の吉田孝行監督は「90分を通して手応えはあった。相手の監督目線でどこを狙ってきたいとか頭にあった。選手は相手の出方、システムを見て判断してくれた」と選手をたたえた。ACLEでは3勝1分け負けなしで暫定首位。1日にはリーグ戦・磐田戦で白星を挙げて首位に返り咲き、23日にはG大阪との天皇杯決勝を控える。「プラン通りに進んでいる。みんなで連戦を乗り切るチーム力が大事だと思っている」と指揮官。タイトルラッシュに期待がかかる。
報知新聞社