iOS 18「計算機」アプリ便利技まとめ - 新機能「計算メモ」や「換算」の使い方
「JPY」に1,000円と入力すれば現在のレートで6.52米ドルだと分かります。そのまま「↑↓」をタップすれば(左写真)、1,000米ドル=153,419円であることが確認できます(右写真) 実は、この「換算」には通貨単位だけでなく、長さや重さ、温度、速度、面積なども含まれています。たとえば、アメリカで一般的な距離の単位である「マイル」と「メートル」の換算なども簡単にできますよ。 ■長さや重さなどを換算する手順
「通貨」の左右にある単位を選択しましょう。今回は「長さ」の「マイル」を選びました(左写真)。これで100マイル=約160kmであることが簡単に確認できます(右写真)。
入力ミスも1桁単位で修正できるようになっていた!
iOS 18では「基本」の電卓機能も地味に便利になっています。 たとえば、「123+369+3,334+425+73+995+667=5,986」という長い計算をしているとき、最後の「667」を「668」と誤入力したとしましょう。これまでは「C」を押せば668がクリアされ、正しい667を再入力できますが、それまでの計算式が表示されていないので、本当に計算が合っているのかちょっと不安になることもありました。 しかし、iOS 18では入力した数式がすべて表示されるので、ちょっと安心できますし、「←」を押すと1桁ずつ消せるようになっているんですね。これは細かいことですが、けっこう便利です。ちなみに、数式すべてをリセットしたいときは「←」を長押しすればOKですよ。 実は、iOS 18以前の計算機アプリでも、数字部分を左右どちらかにスワイプすれば1桁消すことができたんですが、こちらのほうが分かりやすいかもしれませんね。 ■誤入力した数字を1桁ずつ消去する手順
iOS 18では長い数式もすべて表示されます。しかも、たとえば「667」を「668」と誤入力したとき(左写真)、「←」をタップすれば1桁だけ消去できますよ(右写真)。
次に、正しい「7」を入力して「=」を押せば(左写真)、長い数式でも確実に計算できるんです(右写真)。 いかがでしょうか? 今回はiOS 18で地味に進化して便利になったiPhoneの「計算機」アプリの新機能や改良点などを紹介しました。とくに、新機能の「計算メモ」や「換算」などは使い勝手がいいので、iPhoneユーザーなら、ぜひ覚えておきましょう。いつか役に立つときがくるかもしれません。
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