山口県・秋吉台サファリランドで勤労感謝の日に「動物感謝祭」…ゾウのアキ、特製ケーキを瞬く間に完食
秋吉台サファリランド(山口県美祢市美東町赤)で23日、勤労感謝の日にちなんだ「動物感謝祭」が行われ、飼育されている動物に普段よりも豪華な餌が振る舞われた。 【写真】雪が降りしきる露天風呂でくつろぐカピバラの3姉妹
感謝祭は、同園のイベントなどに登場する動物をねぎらおうと2006年から毎年企画している。今年はホワイトタイガー、プレーリードッグ、アフリカゾウが選ばれた。
アフリカゾウのアキ(メス、31歳)には特製ケーキを贈った。ケーキはイチゴやブドウ、メロン、来園者がゾウやハートの形に型抜きしたニンジンなどをパンとサツマイモのクリームで作った40センチ四方の土台に飾り付け、完成させた。「アキちゃんありがとう」のかけ声とともに飼育員がケーキを差し出すと、アキは長い鼻を器用に使って口に運び、瞬く間に完食した。
同園広報の吉村慎也さんは「動物たちには元気に長生きしてお客さんを癒やしたり、元気づけたりしてほしい」と話した。