ビットコイン、わずかに反発──大幅な回復を示唆する指標も
過去における指数の動き
そして、過去数か月間に低水準の同指数が戦術的なロングの機会を示したのはこれが唯一ではない。 ドイツ政府と米国政府、およびマウントゴックスの弁済に端を発した売り圧力によりビットコインが53000ドル(約768万円)まで急落したため、この指標は7月初旬に25まで下落した。その後、月末までに価格は32%上昇し、ほぼ70000ドル(約1015万円)となった。8月初旬の49000ドル(約710万円)への暴落により、この指数は17という極度の恐怖ゾーンに押し下げられ、その後ビットコインは3週間で32%上昇し、65000ドル(約942万円)となった。 反発の可能性はあるものの、米国の労働市場と潜在的な景気後退に対する懸念の高まりが連邦準備制度理事会(FRB)の今後の利下げと重なり、デジタル資産の長期的な見通しは依然として不透明だ。ビットフィネックス(Bitfinex)のアナリストは、利下げ後の弱気な景気後退シナリオではビットコインは4万~5万ドル(約580~725万円)程度まで下落する可能性があると述べる。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Art Institute of Chicago/Unsplash|原文:Bitcoin Posts Negligible Bounce, but Extreme Fear Suggests Larger Rebound in Store
CoinDesk Japan 編集部