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（撮影：本社・武田裕介）

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いつも笑顔で、幸せオーラをまとっている田村セツコさん。86歳の現役イラストレーターの考え方には、不安や悩みを吹き飛ばし、前を向かせてくれるヒントが詰まっています。これまで本誌に語ったお話から、勇気をくれることばを集めました（撮影:本社・武田裕介） 【写真】あの世のみんなにボンジュール! * * * * * * * 毎日続けているのは自分の体に感謝すること。 朝起きたらベッドで手足をバタバタさせて、 「今日も動くじゃん」と喜びます 何ごとも経験してみないとわからない。 「これも人生の冒険だわ」って いくつになっても想像力を働かせて工夫しながら、 手を動かして暮らしていたいわね やらねばならぬ、という責任感だけでは疲れるし、早く老けちゃうかもね。 もっと気楽に、年齢や立場から自分を解放してあげてもいいのに。 スイッチをオン・オフして、たまにはやり過ごす、とかね 女の人って、いくつになっても可能性に満ちた存在だなって思うの。 どの人の人生もとってもおもしろいし、 素晴らしいものよ

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悔いなく生きる。 それが私を元気にしている、いちばんの《魔法》かも 「苦学生」みたいな暮らしが大好き。 可能性がたくさん残されているのが大好きなんだと思う 生きている間、ありのままの自分で一所懸命にがんばってきた満足感があれば、いよいよ死ぬってときも、「ああ、これでゆっくり眠れる」と思えるんじゃないかしら 年を取ればいろんなことがおっくうになったり、嫌になったりも。 「面倒なことをするのは筋トレ、嫌なことを乗り越えるのは脳トレ」と自分に呪文をかけて、《えいや》ってやり遂げるの （撮影=本社・武田裕介）