汗ジミよサラバ!下着ナシ&色物でも全く染みないナノ・ユニバースのTシャツが最強すぎた
<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
外に出て5分もすれば汗だっくだく。生理現象なので仕方ないとはいえ、汗って不快ですよね。ベタベタだし、ニオイも気になるワケなんですが、個人的には汗ジミ問題が深刻だなと。というのも、職業柄取材等でいろいろな人に会う機会が多く、“清潔感”みたいなところは結構気にしてまして。なので、今の時期はなるべく汗ジミが目立たなそうな白や黒の服ばかりを選ぶようにしています。 【表側は生地の表面を水がコロコロと転がる撥水加工】 とはいえ、やっぱり色物も着たいですし、いろいろ気にするのがめんどくさいというのが正直なところ。そんなときに見つけたのが、ナノ・ユニバースの「Anti Soaked(アンチソークド)クルーネックTシャツ」(5500円)でした。
汗ジミを防げる理由がイマイチ分からないので探ってみた
そもそも「Anti Soaked」シリーズは、ナノ・ユニバースが2013年からスタートしているそうで、今や10年以上続いている同ブランドの大ベストセラー。シーズン毎にマイナーチェンジを重ねているということで、もはや“汗ジミ対策を極めた”といっても過言ではないですね。 気になるのは、「なぜ汗が染みないんだろう?」というところなんですが、公式サイトによると「生地表面に特殊な加工を施すことで、生地の変色を防いでいる」とのこと。この「特殊な加工」は、ナノ・ユニバースの企業秘密らしく、具体的な情報がどこにも載っていませんでした。 その秘密を探るべく、早速水をぶちまけてみました。ちなみにこれは裏返した状態。流石にちょっとやりすぎたかしらと思いつつ、裏返してみると…。ビックリ、全然染みていません。一応、黒く囲ったところが先ほど水を垂らしたところです。この数秒で乾いてしまったのかと思い(それはそれですごい)、念の為袖口を裏返してみると… ちゃんとビショビショでした。なお、裏面には吸水加工が施されているので、この状態は正しいというか、しっかり汗を吸ってくれている証拠です。ふ~ん…おもしれーTシャツ。これだけでは仕組みがイマイチ良くわからなかったので、生地表面にも水を垂らしてみました。すると、水が玉状になり、見事に弾いています。Tシャツを揺らすと水がコロコロと踊っていました。おそらく、表地に強力な撥水加工を施すことで、結果的に裏側から水が浸入してくるのを防いでいるということなのかもしれませんね。 実際に着てみました。形はヘインズのビーフィーTと似たような雰囲気で、個人的にめちゃ好み。身幅、着丈ともに大きすぎず長すぎずなベストバランス。これにジャケットを羽織れば夏のビジネスシーンにも対応できそうです。 ちなみに、カラーは写真のトップグレーのほか、ブラック、ホワイト、ベージュの4色をラインナップ。白や黒には飽きたよ! という私のような人にはピッタリです。なお、トップグレーはコットン100%で、その他の色はコットン50%、レーヨン50%。特殊な繊維を使っているワケではないので、洗濯機でガシガシ洗えます。 今回は初めて購入するので、シンプルなクルーネックTシャツをチョイスしましたが、アンチソークドシリーズはほかにも「ビッグシルエットTシャツ」や、「VネックTシャツ」、「ボーダークルーネックTシャツ」、「モックネックTシャツ」など、実にバリエーション豊か! 汗ばむ季節の新しい定番Tシャツとして、1枚といわず、2枚、3枚と日々のワードローブに加えてみてはいかがでしょうか!
<文/若澤 創(&GP)>