「イヤイヤ2歳児」に「グズる3歳児」、保育士ママ&お姉ちゃんの“神対応”にSNS感激、「出来てなかったと反省」「見習いたい」
子どもの育児の悩みに寄りそう“育児ハック”は、SNSで話題を集めることが多い。ある晴れた日、どうしても長靴を履いて保育園に行きたいと、玄関でスタンバイする男の子への対応を保育士ママの投稿に反響があった。一方でグズる弟へ、大人顔負けの「神対応」で解決するお姉ちゃんの動画が反響を呼んだ。そんな様子を見守る二組のママとパパに聞いたエピソードを、改めて振り返る。 【画像】イヤイヤ児を納得させた保育士ママ&姉の“神対応”一部始終
■「イヤイヤ期」の対応で重要なのは共感すること
ある晴れた日、どうしても長靴を履いて保育園に行きたいと玄関でスタンバイする男の子(当時2歳)。ところが、当時保育士歴10年のママが声をかけると、わずか数分で気持ちを切り替え、自ら靴を履き替える展開に! 動画内には、「イヤイヤ期」を攻略する4つのポイントが分かりやすく解説され、子育て世帯から称賛の声が寄せられている。 イヤイヤ期の“切り替え”に大事なポイントは4つあるそう。その中でも、一番大事なことは『共感する』こととママさんは言う。 「忙しいなか、常に子どもの気持ちに寄り添うのは大変なだと思うので、『〇〇だったの?』と声をかけるだけでも大丈夫です! そうすることによって子どもも『自分のことを分かってくれている』『やっぱりママ(パパ)は自分の味方なんだ』と感じ、話を聞こうという気持ちになれると思います」 逆に“NG”や“逆効果”と感じる対応については「『鬼がくるよ』『お化けきちゃうよ』など、怖いもので脅すことはやめた方が良いかな、と思います。子どもは怖いからすぐにやりますし、即効性があって親も助かるのですが、この声かけだと、何でやらないといけないのか、何でだめなのか、ということが子どもに伝わりません」とコメント。 続けて「気持ちはとってもよく分かるのですが、これは嘘をつくことにもなりますよね。最初はいいですが、子どもが嘘だと気づきはじめると、親への信頼も失われていきます。それよりも楽しいゴールや目標を作り、それに向かってやろう、と誘導した方が気持ちも上がるので、切り替えやすくなりますよ」と話してくれた。