「君は私を驚かせたかったんだな」スキラッチの訃報にバッジョら元イタリア代表戦士らが絶句「とてもつらい。人生の一部がなくなってしまった」
「君もあまりに若くして逝ってしまった」
サッカー界の偉大なレジェンドがまたひとり、この世を去ってしまった。 9月18日、かつてジュビロ磐田でもプレーした元イタリア代表のサルバトーレ・スキラッチ氏が亡くなったことが発表された。1990年に開催されたワールドカップ(W杯)で得点王に輝き、母国を大きく沸かせた英雄の訃報を受け、イタリアサッカー界は悲しみに包まれている。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 中でも、「Notti Magiche(魔法の夜)」と呼ばれた1990年W杯でともに戦った仲間たちのショックは計り知れない。かつてのチームメートの早すぎる死を嘆く声が寄せられた。 ロベルト・バッジョは「チャオ、親愛なる友よ。今回も君は私を驚かせたかったんだな。一緒に味わった90年イタリアW杯の魔法の夜はずっと私の心に植えつけられている。イタリアの同胞、永遠に」と悲しんだ。 また、『La Repubblica』によると、ロベルト・ドナドーニは「シンプルさ、意欲、決意が素晴らしい人だったことを覚えている。私は90年W杯で知った。そんな彼の性格に感銘を受けた。才能を発揮しようというガッツがあり、だがすべてが素晴らしいまでにシンプルに味付けされていた」と回想した。 「彼にとって、我々にとって、特別な日々だった。とてもつらい。このようなことは想像していなかった。人生の一部がなくなってしまった」 現在サウジアラビア代表の監督を務めるロベルト・マンチーニは、『Tg1』で「君もあまりに若くして逝ってしまった」と、2023年に亡くなったジャンルカ・ヴィアッリに続く仲間の訃報を嘆いている。 「君がイタリアに忘れられない日々を味わわせてくれた。あの魔法の夜はみんな決して忘れないだろう。君のおかげだ」 数え切れないほどの追悼メッセージと、棺が安置されている故郷パレルモのスタジアムに駆けつけた大勢のサポーターは、スキラッチ氏の偉大さを物語っている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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