<井上祐貴>「虎に翼」で大河の“父”と再共演「長官はとてもカッコよかった」 目指す俳優像は?
俳優をやりたいと思ったきっかけは「何か表現するということ、自分が思ってる感情以外のことを表現するっていうのをやったことなかったので、全然うまくできなくて。できないのが悔しいっていうのが一つ。あとは、何かを表現することが楽しかった」
そして2019年に「ウルトラマンタイガ」で主演したことで、「そこで多分本気になりました」と転機になったという。
好きな俳優は「小栗旬さん」と明言する。
「きっかけは母親が好きで、実家にいるときから(小栗さんの出演作が)よくテレビで流れていて僕も見るようになって。そのときはカッコいい俳優さんだなという感じだったんですけど、このお仕事を始めて見方が変わったというか、例えば自分が演じたらと考えたりして、見方が増えてより好きになったんです」
小栗さんの作品で初めて見たのが「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(2007年)だったという。その後、「東京DOGS」(2009年)や「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(2017年)などさまざまな出演作を見て、「全部キラキラして見えた」と話す。
「今でも小栗さんが出ていたら見ようって思うんですよね。そういう俳優になりたいってシンプルに思うんです。この人が出ていたら見ようっていうような。それは超幸せなことだし、(特別な)魅力があるってことだと思うので」
来年は出演した映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」が公開される。
「18歳から20歳までの2年間の間に1回だけ魔法が使えるっていう、その魔法を、どんなことに使うかというのを題材にした話なんです。主人公を含めメインの男の子4人の物語で、超ハートフルで笑って泣ける。魔法っていうからにはファンタジー要素はあるんですけれど、それをも凌駕するぐらい、ヒューマンな物語が詰まっていて、ぜひ見ていただきたいなと」とメッセージを送った。