【地方からの刺客】石丸伸二市長が東京都知事選に参戦!他県の首長の都知事選立候補は珍しくない!?(現在の立候補予定者は何人?)
市議会や記者会見で の歯に衣着せぬ発言などでネットを中心に人気を誇る広島県・安芸高田市の石丸伸二市長が5月16日に都内で開かれたイベントで、6月20日告示・7月7日投開票の東京都知事選への出馬を表明しました。先月の「選挙ドットコムちゃんねる」出演時に出馬を「前向きに検討する」と表明していましたが、正式な会見を明日開く予定です。このコラムでは、現在の都知事選には何人が立候補を表明しているか、他県の市長や知事が都知事選に参戦した事例などをまとめました。
市長だけじゃない!他県知事も都知事選に立候補したことがある!
言わずもがな、東京都は日本の首都ということで、全国的にも注目される選挙になります!石丸市長の前にも、他の自治体の知事や市長が立候補した事例があります。2000年代以降の立候補者から探してみました。 他自治体の知事も複数のケースがあります。 2016年都知事選 増田寛也(ますだ・ひろや)氏 /岩手県知事(1995~2007年、3期) 政治資金の私的流用疑惑で辞職に追い込まれた舛添要一氏の後を決める2016年都知事選に立候補したのが、岩手県知事を3期務めた増田氏でした。無所属で、自民党・公明党・日本のこころを大切にする党の3党が推薦しましたが、次点でした。この選挙では、現職の小池知事が初当選しました。 2012年都知事選 松沢成文(まつざわ・しげふみ)氏/神奈川県知事(2003~2011年、2期) 国政に転身した石原慎太郎氏が後継指名した猪瀬直樹氏が当選した2012年都知事選。松沢氏は、無所属候補として政党からの推薦を受けずに臨み、3位 で落選しました。 2011年都知事選 東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)氏/宮崎県知事(2007~2011年、1期) 東日本大震災の翌月、2011年4月の統一地方選挙で執行された2011年都知事選。東国原氏は宮崎県知事の退職後に東京進出を表明。しかし、当時現職だった石原慎太郎知事が4選を決め、無所属の東国原氏は次点で落選しました。 このほか市長を務めた、元加西市長の中川暢三氏(2016年都知事選)、元足立区長の吉田万三氏(2007年都知事選)も立候補経験があます。